高齢者が長距離走るキャンピングカーにこそ自動ブレーキ、自動運転を!
普段使用している乗用車は2年前に買換えたものです。買換えの最大の理由は
「自動ブレーキ」と
「自動運転(ACC アダプティブクルーズコントロール)」
がどうしても欲しかったからです。
やはり年齢を重ねてきますと視力も反射神経も弱まります。
経験でカバーするにしても、万一衝突事故を起こしたときに「あのとき自動ブレーキ付のクルマにしておけばよかった・・・」と後悔したくありません。
ACCはセットすると前車との間隔をレーダーで計測して自動的に車間距離を保ってくれます。
渋滞時を含め長距離運転の疲労軽減に絶大な効果があり一度経験するとやめられません。
ハイエースの安全装備
高価で長距離を走ることの多いキャンピングカーはというと、
「ハイエース」にやっと「トヨタセーフティセンス」という「自動ブレーキ」や「車線はみだしアラート」が装備されるようになりました。
しかし、ハイエースの中で多くのキャンピングカーに採用されるキャンピングカー特装車
(後部座席等が無駄にならないよう後部は鉄板むき出しの空箱状態となっており、運転席は上級グレードの素材が使われるなど、価格を抑える工夫がされたカタログにないビルダー向けの仕様)
には非搭載です。
加えてACCが搭載されることは特装車どころか現行のハイエース200系では今後もないと思われます。
なお、「車線はみだしアラート」は市販の1万円程度のドライブレコーダーにも簡易なものが装備されるようになっています。
個人的にはハンドル操作も連動しないとアラートのみでは効果は半分だと思います。
カムロードの安全装備
キャブコンの主力車種であるトヨタのダイナベースの「カムロード」は自動ブレーキもありません。
2021年11月から国産新型車には自動ブレーキが義務付けになりますので、新型を待つことになるのかもしれません。
現在、キャブコンのベース車で「自動ブレーキ」があるのはいすゞのエルフベースの「びぃーかむ」となりますが、採用しているビルダーさんが限られます。
キャンピングカーの将来
安全装備に関しては今は過渡期であり、5年後くらいにはかなり状況が変わってくるのではないでしょうか。
今回、キャンピングカー購入にあたり最後は中古車で割り切った理由は、いい車体に出会ったことが大きいですが、新車でも安全装備は変わらないことも理由のひとつです。
高齢者が長距離を走ることも多いキャンピングカーだからこそトヨタさんに是非頑張ってほしいものです。