ヒグマの恐怖
キャンピングカーの話からだいぶそれますが、クマに関する事件、小説、まんが、映画を紹介します
ご興味のない方は流してください
北海道ツーリングに行かれる方はソロキャンプ前にこれにハマってしまうと旅を楽しめなくなるのでほどほどに
熊をなめてはいけません
北海道ツーリングの際に、クマ撃退スプレーを携帯して行ったのはお話しましたが、クマは本当に怖いです
北海道では札幌市内でもヒグマが出るくらいですから道内のどこに出没しても不思議はありません
クマは足は速いし、木登りは上手だし、泳げるし、火も怖がりません、雑食で人も食べます。頭もよくて、自分の獲物への執着心も半端ありません
死んだ動物も食べるので、死んだふりしても無駄です
クマよけの鈴も効果あるという人と、興味を持ったクマが逆に寄ってくるという話もあります
ライフルもそうそう撃てないので、クマ撃退スプレーが最良の防具になりますが、これとて至近距離まで我慢して、なおかつ風上からでないと噴射できません
私は近場の登山でもクマ撃退スプレーをすぐに取り出せるように胸にホルダーを付けています
本州にはヒグマはいませんが、ツキノワグマでも大けがは覚悟です
ここまで話しておきながら、北海道ではエゾシカ、エゾリス、キタキツネ、オオワシは何回も見ましたが、ヒグマには出会えてません
どうしても羆を見たいなら、数あるクマ牧場の中でも昭和新山クマ牧場がオススメ
目の前で直立した3m近いヒグマが、長いかぎ爪でオリを楽器のように鳴らしながら餌をねだるのを見ると、絶対に野外で出会いたくないと思いますよ!!
もし、見かけてもキャンピングカーから絶対に降りないでください
クマが本気出したらクルマなんて簡単に壊されます
クマに関する実際の事件
小説のモデルにもなったあまりにも有名な日本最悪の獣害事件です。
北海道の現地近くに、本事件を復元した家屋と、巨大なクマの像などがあります。
これも福岡大学の同好会の5人が日高山脈で次々とヒグマに襲われた事件です。ヒグマの執着心と狡猾さが恐ろしいです。
人気番組「どうぶつ奇想天外」のカムチャッカ半島でのロケ中に写真家の星野道夫さんがヒグマに襲われ亡くなった事件です
ツキノワグマでも十分怖いです
観光客が多数いるバスターミナルでツキノワグマが大暴れした事件です
2016年の事件なので覚えている方も多いかもしれませんが、タケノコ採りの地元の方が次々と襲われた事件です。
ヒグマに関する書籍
羆嵐
言わずと知れた三毛別事件の小説です。
慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件
三毛別事件の内容と教訓、他の事件も紹介しています
シャトゥーンヒグマの森
フィクションですが迫力が半端ないです
黄色い牙
阿仁のマタギのツキノワグマ狩猟物語です。志茂田景樹さんもこんな小説を書いていたんですね
ファントム・ピークス
ヒグマが出てくるパニックエンターテイメント小説です
ヒグマに関するまんが
野生伝説 羆風
釣りキチ三平の矢口先生が三毛別事件をヒグマの立場から描いています
シャトゥーンヒグマの森
上記小説の漫画版です。結構怖い
ゴールデンカムイ
アイヌの女の子が主人公です。ヒグマも出ますが怖くはありません。
網走監獄の見学に行く前に是非
クマ撃ちの女
ヒグマの狩猟をする女の話です。狩猟というものも学べて興味深いです
ヒグマの恐怖映画
ジョーズが流行ったころに作られた有名なB級映画ですが、ヒグマの怖さが十分味わえます
キャンプに出掛けたカップルが・・・・という話。実話です。
クマに平気で近づいてしまう、ちょっと変な(危ない)男のドキュメンタリーです。
でも最後に・・・・。変わった映画です
ディカプリオがヒグマに襲われるシーンはCG合成とは思えない迫力です。映画館の最前列でみてビビりました
備えは万全に
国内でキャンプや登山をするのに、動物に襲われる心配をする人は少ないでしょう
国内でクマは唯一の猛獣です
備えと心構えは万全に!