ヘッドライトをハロゲンからLEDへ
キャンピングカーになると、早朝の出発よりも、更に渋滞を避けるために前日の夜間に出発することが多くなりました
カムロードのヘッドライトはハロゲンランプ
ヘッドランプとしてはハロゲン→キセノン、HID→LEDと進化しているので2世代以上前のライトといっていいでしょう
ハロゲンの割には意外と明るいです
ヘッドライトの形状がいいのかもしれません
ただ、どうしても色温度は低く、黄色っぽい感じは古さを否めません
LEDだと輝く白になるので交換することにしました
数年前まではLEDはランプと本体が分離式が多かったのですが、最近のは一体式でハロゲンランプと単純交換すれば完了の商品もあるようです
SUPAREE H4 led ヘッドライト
カムロードのハロゲンランプはH4タイプになります。一番多い一般的なタイプ
LEDもH4対応のものを選べば交換できます
5千円程度で良さそうな商品がありました
最近の中国製は品質も向上しています
国としては問題もありますが電子部品の技術やアイデアは驚くべきものがあります
品質どころかアフターサービスも国産を凌ぐものも少なくありません
ちゃんとしたブランドなら初期不良もメールすると直ぐに交換してくれたり、対応も常に進化しています。
技術を盗んでるという話もありますが、日本も高度成長期に欧米の技術を物まねして高品質低価格を実現したので、当時の日本と同じ状況だと思います
LEDヘッドライトの交換方法
初めての方でも分かりやすいように説明して行きます。
まずフロントカバーを外します
一か所ボルトを外して、あとは思い切ってかつ慎重に引っ張るだけです
次は、ヘッドライトを取り外します
三ケ所のボルトを外すだけ
ボルトを外すと、手前に引っ張るだけでヘッドライトが外れます。配線があるので、引っ張りすぎて切らないように注意!
配線は外さずに作業はできます
バンパーの上にヘッドライトを載せて、裏側の黒い防水カバーを外します
これが固い車が多いのですが、カムロードは比較的楽にパコっと外れます
ハロゲンランプを引き出してソケットから外し、LEDランプに交換するだけです
LEDの方が大きいですが、問題なく入ります
取付けてからボルトを締める前に点灯テスト
このLEDの耐久性が分からないので、ハロゲンランプは念のためLEDの箱に入れて車に積んでおくことにしました。
出来上がり比較
LED化によって輝度があがり、路面が見やすくなりました。
フォグとヘッドライトの色の差が目立つようになってしまいました
外したついでにフロントカバーの一部を黒く塗りました、違いが分かるかな?
フォグもLED化?
LED交換は簡単で効果も大きいと思います
フォグは本来、色が付いていた方が霧とか雪道で見やすいのでこのままにしておきたいところですが
ここまでやると、フォグやポジションランプもLEDにしたくなります
とりあえず夜間運転の視認性向上の目的は果たせたので、またの機会に考えます
夜の高速で試運転と思ったら、銚子まで往復270㎞も走ってしまいました!
ハンドルを握るのは妻です
(2021年5月追記)
特に故障した訳ではないのですが、気分で別のLEDに交換しました
こちらの方がカットオフラインがハッキリでるのでオススメです
(2021年6月追記)
いくつかお問い合わせいただいたので追記します
熱による不具合はいまのところありませんが、最初に交換したときから
ハイビームにしてもメータパネル内のハイビームインジケータは点灯しませんでした
これは新しく交換したLEDでも同じでした
トヨタ車やBMWなどの電子制御がシビアな車に多いようですが、LED化により電圧等が変わるためインジケータに影響するようです
カムロードはそんなにシビアじゃないと思うんですが・・・
ハイビームインジケータが点灯しないと車検が通らない可能性があります
ハイビームインジケータ不点灯対策パーツもありますが
使えるかどうかは検証していないのでわかりません
私個人はインジケータが点灯しなくても特に不便を感じないのと
・不点灯対策パーツを付けるとゴムカバーの加工が必要になること
・カバーの加工による浸水や湿気のデメリットが出る可能性があること
・慣れれば15分で元のハロゲンに戻せるので車検の時だけ戻せばいい
と考えて対策はあえてやっていません