キャンピングカーの車窓から

キャンピングカーの旅とアウトドアライフ

「エボライト」VS「デュアルソース・エアコンシステム」

キャンピングカーと家庭用エアコン

温暖化の日本においてキャンピングカーに家庭用エアコンは必須になりつつありますね。

場所を選ばずにエアコンを使えることは、特にペットを連れている場合は切実な問題のようです。

元々は、キャンプ場などの外部電源サイトや小型発電機を使ってエアコンを稼働させていたものが、ビルダー各社の工夫により、最近、単独でも快適に稼働できるようになってきています。

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ナッツRVvsバンテック

私が当初ナッツRVのキャブコン「クレソンジャーニー」に魅力を感じたのは、エアコンに適した「エボライト」システムがあったからです。

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一方で、いち早く家庭用エアコンを標準装備に取り入れたキャブコンの老舗バンテックはどうかというと「デュアルソース・エアコンシステム」があります。

では、どちらが優れているのでしょうか?

 

文系でもわかる充電システム

文系の私はシステムを理解するのに苦労していたところ、非常にためになるサイトがありました。

diy-camping.com

ばんぞうさんのブログにまさに知りたいことが直球で書かれていました。

両ビルダーさんのHPを見るよりずっと分かり易いと思います。

正直、これを読めば私の以下の記事は省略してもいいくらい(笑)

 

私なりに理解したこと

「エボライト」はオルタネータで発電した電気を昇圧することによる急速充電システム

 

「デュアルソース・エアコンシステム」はオルタネータで発電した電気をサブバッテリを介さずに直接インバータから利用できるシステム

 

そして、ナッツの上級車種であるクレアやボーダーに搭載される「エボリューション」はエボライトより更に強力な充電システムとデュアルソース・エアコンシステムの強みを併せ持っている

 

「エボライト」「デュアルソース・エアコンシステム」そして「エボリューション」の優劣は?

当然ですが、エンジンを止めた状態でのエアコン稼働時間は、サブバッテリ-が同じならば基本的に違いはありません。

「エボリューション」が最強

両方のシステムの強みを併せ持つのでこれは議論の余地はないでしょう。

残りの二つのシステムは優劣というより使用状況によると言えるのではないでしょうか

「エボライト」は長期キャラバン向き

「エボライト」はエンジンをアイドリングしながら(=サブバッテリーを充電しながら)でも、電力消費が多ければ、エアコンの連続稼働は一晩くらいのようです(十分スゴいですが)

しかしながら、サブバッテリーを消費しても、翌日に走行すれば急速充電で回復が早いということです。長期に渡って旅する時は心強いですね。

「デュアルソース・エアコンシステム」は災害時にも強い

「デュアルソース・エアコンシステム」はエンジンをアイドリングしていれば理論的には燃料が無くなるまでエアコンの連続稼働が可能で、その間はエアコンによるサブバッテリーの消費はゼロです。車のエンジンが発電機の代わりということですね。

災害時には大きな強みになるかもしれません。

エンジンを切って稼働した場合は、翌日の回復は「エボライト」より時間がかかることになります。ソーラー充電などの併用がいいかもしれません。

 

結局、理解して工夫すること

「デュアルソース・エアコンシステム」では、消費電力が大きいエアコンの立ち上げ時はエンジンをアイドリングのままにして、ある程度冷えて通常運行になったらサブバッテリーに切り替えるといいのかもしれません。

そうは言ってもそこまで簡単ではありません。

アイドリングにして「インバーターオン」&「メインスイッチオフ」にしてエアコンを使う場面はまずないからです。

何故かというと冷蔵庫や照明は直流なので「メインスイッチオフ」にはできないからです。

「メインスイッチオン」にするとデュアルソースにならずにサブバッテリーからインバーターに電流が流れ、アイドリングでサブバッテリーを充電するという普通のシステムになってしまいます。

こんなこと考えながら使うのは頭が混乱しますよね。

私の理解が正しければちょっと中途半端なシステムなような気がします。

 

ポータブル電源が便利

電力問題につきては最近は必要に応じてリチウムイオンのポータブル電源を追加して行くのが最強じゃない?

と思うようになりました。

www.tachikoman.com

ゼロ近くまで電圧降下なく使いきれるのと、繰返し充電しても寿命が長いこと。

ネックだった価格も落ちてきましたし。

こちらも課題は如何に高速充電できるかですね

 

理解不足や誤認識があるかもしれませんがご参考まで。