ジャパンキャンピングカーショー2021
非常事態宣言等で延期となっていたキャンピングカーショーがやっと開催されたので
幕張メッセに行きました
午前中はあけぼの山農業公園に満開のチューリップを観に行って、そのままコルドバンクスで幕張へ
そもそもキャンピングカーを買うきっかけが3年前のこのジャパンキャンピングカーショー
新型コロナによるニューノーマルな世界も想定外ですが
昨年まではまさかキャンピングカーに乗って来場するとは想像もしてませんでした
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午前中は混むので最終日の14時頃にしたのですが例年にも増して密でした
フィアットデュカトベースのバンコン
今回はもし次のキャンピングカーに買い換えるならがテーマ
キャブコンの走りは足回りを強化してもやっぱり限界があります
走りを考えるとバンコンですが車内は立って歩きたい
となるとハイエースではなくてフィアットのデュカトベース
機動性重視、夫婦2人、マルチルームは必須となると
全長540cmサイズのバンコン(外装そのままのモデル)になります
トレッドが広くてホイールベースが長いので高速安定性に優れている
難点はFF仕様しかないので、雪道の登りに弱いところですかね
あと、自動ブレーキやオートクルーズ、車線逸脱警告などの安全運転支援装置が標準でついているのはポイント高い
サンライトクリフ(東和モータース)
ダイニングは運転席と助手席を反転させて向かい合わせにも展開可能
テーブルも広げることが可能ですがちょっと狭い
ダブルベッド下の収納スペースも十分に広く、車内からのアクセスも可能
問題はLPガスとエアコン
・国内だとガスを充てんしてくれるところが少ない
・フェリーはタンクを積んだまま乗船できない
・コンロのみならずFFヒーターもボイラーも冷蔵庫もガス式
・ガスはフルに使うと数日しか持たない
という大きな問題が
天井埋め込み式のエアコンはスマートなんですが200V仕様
欧州の家庭では200V が当たり前ですから
室外機の高さでキャブコン並みの全高になるのはやむを得ないとしても
電力消費量は大きいです
海外は日本のキャンピングカー事情と違って外部電源接続が基本なので問題にならないとか
そのため、通常サブバッテリー2個ですが、4個追加してサブバッテリー6個の電装システムを組むことになるそうです
日本の環境にあった架装はしないんですか?と聞いたら
欧州はマーケットが桁違いなので大量生産してこの価格
車体だけで600万円なので日本でオリジナルの架装をしたらこの倍の価格になってしまうので、どこのビルダーも手をだせないとことでした
アドリアツインプラスとローラーチーム
アドリアにも同様の車種でアドリアツインプラスがありますが、今回は540サイズは展示されていませんでした
フジカーズジャパンの取り扱うローラーチームにも同様の車種があります
どれも室内レイアウトはほぼ同じ
今回はレポート省略
ハイマーフリー(RVランド)
ここも同じ質問をぶつけてみました
ハイマーは
・FFヒーターとボイラーは軽油
・コンロはカセットガス仕様に変更可能
つまりLPガスボンベは使用しないで大丈夫だそうです
なお、オプションのポップアップルーフ(65万円)をやめて
普通の家庭用エアコン装着可能(40万円程度)
家庭用エアコンの室外機が屋根に乗るのはちょっとカッコ悪いかも
全般的には希望通り
お漏らし仕様
欧州車全般に言える余計?な装備ですが
外気温が一定以下(零下とか)に下がると自動的に給水タンクを排水してしまいます
水が凍って膨張することによるボイラー等の破損防止のためだそうです
知らないで購入した人が冬のサービスエリアで車中泊中に水を垂れ流して、翌朝はタンクがスッカラカンになっていたのをユーチューブでやってました
確認したらこの仕様ついては事実だそうです
自己責任で機能を改造する人もいるそうですが、簡単ではないのと、万一ボイラーが凍結すると修理費用がかなりかかるそうです
他のデメリットというか注意点を聞くと
バンコンなんでハイエースと一緒で断熱してもFRPよりは断熱性能が劣るとのことでした
まあ、今日明日に買い替える話ではないのでもっと改良されていいのが出るかもしれないし
でも納車2年待ちかぁ…
デュカトレポートはこの辺で終わりにして
後編に続きます