道の駅「サンフラワー北竜」からオロロンラインへ
北海道上陸3日目7月18日
朝から晴れました
今日は日本海を北上予定ですが、この辺りが晴れていてもオロロンラインが晴れているとは限らないのは過去の経験則から覚悟しています
とりあえず留萌に向かいます
道の駅「るもい」
今年オープンした真新しい道の駅
地元の方なのか9時半なのに広い駐車場はほぼ満車でした
「すみれ」の海鮮丼
ここから日本海
真っ青な海が気持ちいい
今日のお昼は海鮮丼で有名な「すみれ」(ラーメンではありません😅)の予定
道の駅「おびら鰊番屋」の少し先にあります
11時の開店前に到着したのですが、既に34組待ち
店の向かいの三十台くらい入る駐車場も入れません
ただ、このご時世、店の前でテイクアウトをやってます
ここはキャンピングカーの強み
妻が走りました、テイクアウトの最後の2つをぎりぎりゲット
店内だと2600円の海鮮丼と中味は全く同じで2000円です
順番待ちの人を尻目に道の駅に戻ってゆっくり昼食
以前、バイクで通ったときも行列でしたので初めてありつけました
食後の珈琲と道の駅「るもい」で購入したお菓子を食べてから、鰊番屋の歴史を見学
道の駅「おびら鰊番屋」
人気の道の駅です、次から次に車が入ってきますが食事処がないので回転は速いです
苫前町郷土資料館
ここからは、私の趣味というか興味の時間になります
少しお付き合い下さい
苫前というのはあの日本で最大最悪の獣害事件、三毛別羆(ヒグマ)事件が起きた場所
吉村昭の小説「羆嵐(くまあらし)」でも有名です
ちなみに熊嵐とはこの事件のヒグマが射殺され住民によって山からソリで下されると、にわかに空が曇り雪が降り始め、この雪は激しい吹雪に変わりそりを引く一行を激しく打ったそう
この天候急変を、村人たちは「熊風」と呼んで語り継いだそうです
事件のあった現地には三毛別羆事件復元地もありますが片道20キロぐらい走った先にあり、
今にも羆が出そうな場所にある割に資料的なものは少ないようです
苫前郷土資料館は町役場跡地にあり、三毛別事件の資料が豊富とのこと
ちょうど天気も曇になったこともあり、ゆっくりするかと
資料館はすぐに見つかりました
お客さんは休日なのに数人、マイナーな施設のようです、ウキウキしているのは私だけ?
入場料を払って入ります
矢口先生は羆風(くまかぜ)という漫画で羆嵐をヒグマの側の観点から描いています
ひと通り回って旧町長室に入ると、ビデオとソファーが
ドラマ「羆嵐」を観ることができます
三毛別事件を題材にした映画は千葉真一監督のJAC(ジャパンアクションクラブ)で真田広之主演の「リメインズ美しき勇者たち」という映画は知っていました
これすら今や入手困難(人気だからではありません😅)
ドラマがあるとは知りませんでした
視聴希望者は受付までとあるので上映時間を聞くと47分とのこと
妻の了解を得て、上映をお願いしました
そんな物好きは滅多にいないらしく受付のおばちゃんが久々のDVDをかけるのに四苦八苦
やっと始まると、館内にこれから上映しますと宣伝してましたが結局、妻と私の二人だけで鑑賞しました
これが驚くことに主演が三国連太郎、他には前田吟、森田健作、石橋蓮司、篠ひろ子とそうそうたる顔ぶれ
内容はまあそこそこ
これをハリウッドのCG技術でリメイクしたら面白いのに・・・
なんだかんだで2時間も滞在してしまいました
既に時刻は15時近く
オロロンライン方面に走り出しましたがどんよりとした曇り空が晴れる気配はありません
これが熊嵐かと(笑)
熊と言えば・・・おどろおどろしい話と違いさわやかな話ですが
若いカップルがグリズリーを怖れながらもアラスカのバックカントリーキャンプを楽しむブログをお勧めしておきます
私はいつも記事の更新を楽しみにしています
crossingamerica.hatenablog.com
みさき台公園キャンプ場
ツーリングの際にあまりの海の碧さにいつかキャンプしたいと思っていた場所
今日はここで車中泊することにしました
海に近いキャンプ場は車を横付けできます
景色も最高ですが、残念ながら静かに過ごせるような雰囲気ではありません
こちらの方が静かそうですが、風が強くなりそうなので「しょさんべつ温泉ホテル岬の湯」の駐車場で車中泊することにしました
すぐそばに道の駅「ロマン街道しょさんべつ」がありトイレを24時間利用できます
温泉と食事はホテルの施設を利用しました
ここには天文台もあるくらい星空がきれいなのですが、夜も雲が厚くて残念でした
続く