新型カムロードベースのキャンピングカーの価格
YouTubeのバンテック公式チャンネルで新価格が発表されています
現行のジル480skipとコルドランディはラインナップから外れ
車体はディーゼルのダブルタイヤのみなので、2WDか4WDかを選ぶだけのシンプルなシリーズ構成になりました
ベース車の変更点の他に何が変わった?
新型カムロードの変更点は以下の記事で紹介しています
バンテックの標準仕様の変更点は
メーカー仕様として(全車共通)
・オーディオレス
純正を使っている人は皆無に近いのでこれはありがたい
・オルタネーターの大容量化(130A)
従来から130A オルタネーターはガソリン車のみオプションだったのでディーゼル車は元から130A では?
・運転席・助手席エアバッグ
これも元から?
バンテック仕様として(全車共通)
・サブフレーム電着塗装
これは塗装の耐久性や寿命に貢献するのですがコストアップと効果は見えにくいですね
・強化ショック(KYB製)
ダブルタイヤの影響を軽減するための設計だそうなので期待したいところです
耐久性の高いKYB製になったことは評価できますが、自分で好みのショックに変更する人にとっては余計なコストにもなります
ナッツRVのクレアはKYB製のナッツオリジナル強化ショックが標準装備ですが、購入直後から他の製品に交換する人も多いようです
→それをヤフオクで落札して取付けたのは私です(笑)
・MAXXFAN
これも定番でほとんどの人が注文するので正常な方向かと
ZILシリーズのみの変更
・バックソナー
バックカメラがあるので必要なのは夜間ぐらいかな
・6人乗り→7人乗りに
コルドシリーズのみの変更
・デュアルソース・エアコンシステム
要はトリプルサブバッテリーと1500Wインバーターが標準になったということ
従来もこの2つのオプションを付けるとデュアルソース仕様になっていました
家庭用エアコンをサブバッテリーで稼働させるなら必須の装備です
・生活用水タンク
従来オプションだった55L の給水タンクが標準になるのでしょう
70L の排水タンクは従来より標準です
価格上昇は妥当なレベルか?
コルドバンクスの価格で比較してみます
新旧比較できるのはディーゼル・ダブルタイヤ・2WD仕様のみになります
旧型:7,216,000円(税込)※2020年1月の価格表
新型:8,980,000円(税込)(+1,764,000円)
となります
176万円となると大幅な値上げに見えますが
従来オプションだったもので今回標準化された主なものを足し上げると
なので実は130万円程度の値上げです
コルドバンクスオーナーの私が断言しますが
このオプションはあとあと余計な物を買わされたとはならないので安心していいです
ベース車のカムロードの価格は公表されていないのですが
ダイナトラックで比較すると新型は約75万円程度の値上げと考えられます
そうすると、キャンピングカーとしては実質的に55万円程度の値上げとなっているように見えます
価格の見えない電着化塗装とか、新型カムロードに乗せかえるための設計コストとか販促コストとか、原材料費も値上がりしているでしょうし
1000万円クラスの車ですからモデルチェンジに伴って5%くらいの値上げは想定内と考えるべきかもしれません
乗用車だったらモデルチェンジに伴って旧モデルの大幅値引きが期待できますが
キャンピングカーは在庫自体を持たないのでそれほど大幅な値引きは期待できません
一時期ナッツRVがクレソンボヤージュのアウトレットを販売しましたが、超お得?と言われると微妙でした
リセールバリューも考えると新型を選んで間違いないと思いますが、必須オプションを付けた状態で予算は100万円以上アップですので悩ましいところ
新型カムロード総重量3.5トン問題!
これもバンテック京都のblogに掲載されていたのですが
新型カムロードベースは総重量が3.5トン以上に増すので普通免許では運転できない場合があります
我々、昭和世代は中型車は中型車(8t)に限るという記載がありますよね?
平成世代も準中型で運転出来る準中型車は準中型(5t)に限るの記載であれば気にせず乗れます
問題になってくるのは・・・20代前半の若い方たちです・・・
平成29年3月12日以降に普通免許を取得した方は
車両総重量3.5トンまでしか運転出来ません・・・
息子さんや娘さんがキャンピングカーを借りたり、運転を交代する場合等は要注意です