ベンツのモールのサビ
VW、Audi、Mercedesとドイツ車を乗り継いで、どれも悩まされるのがモールのウロコ
国産車は低価格車でも表面にクロムメッキ加工され
見た目にも光沢があって綺麗ですし、耐久性や耐腐食性も高いです
欧州車は最高級車でも何故かアルマイトメッキ加工
日本は欧州と違い非常に湿度が高くなるのでアルマイトメッキ加工だと錆びやすい、腐食しやすいと言われています
でも、ドイツも湿度高そうだけど
本当にワールドワイドで展開して塗装の質まで徹底的にこだわるドイツ車メーカーがそんな手抜きをするでしょうか
一説によるとECの厳しい環境基準のためクロムメッキを使えないと聞いたことがあります
こちらの説の方が正しそう
メッキの白サビを取るには
ネットやユーチューブを見ると、コンパウンドを使ったり、錆取りを使ったり、本格的にポリッシャーを掛けたりといろいろ
最近は専用の錆取りセットも販売しています
結論から言うと、メッキ用の錆取り剤では落ちません
表面を削るしかないので、何を使うのがいいか
外車専門の中古車屋さんに聞いた方法ですが、たぶんこれが一番楽で確実
ファイン、スーパーファイン、ウルトラファイン、マイクロファイン
の4種類ありますが、今回はスーパーファインと仕上げにマイクロファインを使います
腐食が進んでいるときはこれに加えてファインを使うといいかも
削ったままだとまたすぐに再発するのでガラス系のコーティング
これは未塗装の樹脂の保護剤ですが持ちがいいのでこれを使います
ちょっとした裏技「キンチョーサッサ」
最初は半信半疑でした
軽いウロコならこれでけっこう綺麗になります
これを常にダッシュボードに入れておいて小まめに拭いていれば常に綺麗な状態を保てますよ
価格も安いので試してみる価値大です
本気のウロコ取り
スーパーファインでウロコが見えなくなるまで擦って
マイクロファインで仕上げます
それほど力を入れなくても大丈夫
マイクロファインで仕上げたらコーティング
比較的楽な作業ですが満足感高い
作業は大体2時間ぐらい
あまり煩雑にやりすぎるとアルマイト被膜の下のアルミ地金が露出する可能性があるのでほどほどに
ポリッシャーなどのマシンや専用のモール磨きセットを購入するより断然楽
艶をもっと出したければ液体コンパウンドで仕上げるのもあり
コーティング剤だけは専用があればそちらの方がいいかもしれません