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母親のスマホを格安simに変更したら意外に手こずった

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ドコモで月8000円の支払い

80歳の一人暮らしの母親に会いに行った際

数年記帳していない通帳を見るとdocomoで月8千円~9千円の引落しを発見

ちなみに我が家は格安simのIIJmioで家族4人分でもこれ以下の支払いです

年金で問題なく支払える金額ではありますが

菅元総理の唯一の成果と言われている携帯料金引下げもお年寄りには難しいようです

 

ということで格安sim(MVNO)への乗換を検討しました

まずは母親の契約を確認

スマホを借りてMyDocomoを見ると

前回のスマホ買換え時に契約を変更して

現在はギガライトになっていました

基本料金3500円、通話料金2000円で月々5500円前後と少し安くなってました

データーの使用量は月0.3GB程度

ネットも動画も見ませんし、ほぼLINEのみです

通話は30秒当たり22円ですので通話時間は45分程度のよう

クレジットカードがない

まず私も使っているIIJmioに契約変更できないか検討

IIJmioは支払い方法にクレジットカードしか使えません

でも、母親はクレジットカードを持っていません

他の格安simも確認しましたが同じです

銀行引落しの方が手数料が高いためと思われます

 

そういえば妻のご両親もクレジットカードを持っていないし

この障壁により母親をMVNOに契約させるのは諦め

母親のスマホを私の契約に変更して私が支払うことにしました

選ぶなら確かな品質。IIJmioの格安SIM

LINE電話が使えない

最近はスマホで電話をしなくなりました

音声通話はLINE電話で十分ですし

家族もほとんど電話は使いません

私も娘も会社からiPhoneを貸与されているので仕事ではそちらを使います

母親はLINEも使えてLINE電話を受けることはできるのですが

LINE電話で発信することができませんでした

教えたのですが、たぶん翌日には忘れるでしょう

 

高齢者ってこんなもんです

老人ホーム探しで「スマホの持込はOKですか?」と施設の人に尋ねたら

「OKですけど、スマホを使っている人は一人もいません、皆ガラケーです」と

スマホを使えるだけまだマシなようです

 

そうなると次の手は・・・

格安simは専用アプリを使用して電話料金を安くしたり、かけ放題になる機能を提供しています

楽天モバイルも「楽天でんわ」アプリを使えばかけ放題になっています

ドコモメールからGmailへ

以前は格安simに変更するハードルのひとつにメールアドレスが変わることがありました

ドコモだと「@docomo.ne.jp」のドメインが使えなくなりGmail等を使うことになります

これも菅政権のお陰で2021年12月からメールアドレスの移行が可能になりました

ただし利用料を引続き支払う必要があります(ドコモだと330円/月)

たぶんドコモにメールだけ残す感じだと思います

電話番号と違ってメールアドレスをドメインまで移管するのは簡単な話ではないので

 

 

幸い母親の親しい連絡先はほぼLINEになっていました

メールの受信箱も広告メールばかり

数か月前に来ていた友人らしき人からのメールも未開封

本人もメールは使わないというのでGmailに変更することに

 

「らくらくスマホ」は便利だけど・・・

電話専用アプリもGmailも使えないことが判明

理由はこれです

母はスマホを使い始めたころかららくらくスマホを使っています

タッチではなくて押込むように操作しないと反応しない仕組みにするなど

高齢者向けに操作を工夫するとともに

独自のホーム画面で操作を簡単にしています

【こんな感じです】

初期のらくらくスマホは「Playストア」も使えなかったのでアプリの追加もできませんでした

今はアプリの追加はできるのですが、「電話/電話帳」のボタンに格安simの電話専用アプリを紐づけることができません

同様に「メール」ボタンにGmailを紐づけることはできません

 

電話をかけるときは「電話/電話帳」のボタン

メールは「メール」ボタン

 

と覚えている母にこれ以上の操作を求めるのは無理でした

そもそも「らくらくスマホ」の販売が無くなったら他のスマホは使えないでしょう

今のうちに2台くらい買い占めておこうかな

プレフィクス番号アプリが不要なMVNO

格安simの電話専用アプリは電話番号の前に特定の番号を自動的に附番して発進することで通話料金を安くします

よくよく調べるとIIJmioはこのアプリを使わずに11円/30秒になるので

普通えばドコモの半額になります

但し、オプションの「10分まで通話定額」とか「かけ放題」には電話専用アプリが必要になります

 

この電話専用アプリを完全に不要としているのが「OCNモバイルONE」

母の電話料金が高いようであればこちらに乗換えようと思います

異名義でMNP

さて、ここまで整理が付いたところで

母親のドコモの契約を私のIIJmioの契約に移行するのですが

本人確認資料とドコモで発行した「MNP予約番号」があればOKのよう

 

なお

「異名義でMNP転入された方の名義は自動的に契約者名義に変更となります」

つまり私の名義になりますがそのまま母親が使うのは問題なし

我が家の家族の契約は全員私の名義です

同一契約間だとギガの融通ができて便利ですし

 

ところが

新規契約は異名義のままの移行でいいのですが

今の契約にSIMを追加する場合は同一契約者にしないとならないらしい

つまりMNP前にドコモで母の契約を私に名義変更しないといけません

免許証返納済でした

今度はドコモのHPで名義変更手続きの確認です

母は運転免許証を返納済でしたので写真付きの身分証明書をどうしようかと思いましたが

母親は人口股関節を入れてるので、持っている身体障害者手帳が使えることがわかりました

 

iPhone14発売でドコモショップは混んでいるようなので

事前にミウィ橋本店にネット予約を入れました

私はドコモとの契約はないのですが、dポイントクラブには入っているので

dポイントのIDで予約することができました

母親の委任状を持参すれば私一人でも手続きできるんですが、委任状を書いてもらうのも面倒なので一緒に連れていきました

手続き自体は2つ

・母親の名義を私の名義に変更

・名義変更後に私名義でMNP予約番号を発行

実質的に解約手続きですが、簡単に手続きしてもらえました

受付の方も大変親切で好感持てました

こういうところが大手キャリアの安心感でもあります

高齢者がスマホ代金の引下げるのは思ったより大変

IIJmioの契約はネットでMNPの手続きをして

無事、新しいSIMカードが発行されました

あとは開通手続きをして

【母親のらくらくスマホのSIMを入替え】

【APNを設定します】

IIJmioはドコモ回線なのでこれで繋がります(au回線も選べます)

 

格安simは利用頻度の低いお年寄りにもメリットがあるのに

意外にハードル高いことが分かりました

この移行サポートをしてくれるといいんですが

たぶん電話やネットでの手続きでコストを引き下げているので無理かもしれませんね

 

選ぶなら確かな品質。IIJmioの格安SIM