フィアット デュカトとリチウムサブバッテリー
ジャパンキャンピングカーショー2023が2月3日(金)から4日間
幕張メッセで開催されます
我が家のキャンピングカー購入のきっかけも2019年のキャンピングカーショーでした
今年の目玉は
昨年のキャンピングカーショーから注目していた"あれ"です
フィアットデュカトベースのキャンピングカーが初お披露目
バンテックとトイファクトリーがリチウムサブバッテリー搭載車を発表
デュカトには国内ビルダー5社が手を上げましたが
展示車両一覧を見ると、岡モータース以外の4社がデュカトキャンピングカーを展示するよう
(追記)
岡モータースさんも出展が間に合ったようですので5社揃い踏みですね
ナッツRVのデュカト
あまり情報がないのですが
「本気で取り組んだ「新断熱仕様」がついに完成 NEW MODEL DEBUT!」
とデュカトの写真とともに紹介されています
ハイパーエボリューションとの組み合わせ
内装の質感等々
一番期待しているビルダーです
RVランドのデュカト
愛車コルドバンクスを購入したビルダーさんです
昨年のジャパンキャンピングカーショーでも購入時の担当Mさんが
これに力を入れますと言ってましたので期待しています
ここは情報があり
通常の「キャンピングカー」仕様と
ウッド調の「バンライフ」仕様の2種類のようです
~キャンピングカーができるまで~日本上陸を果たした欧州№1車、「フィアット デュカト」【特別連載#1】 (1/3) | 車と旅のWEBメディア Mobility Story|モビスト
ホワイトハウスのデュカト
軽キャンからハイエースまでバンコンが得意なビルダーさんです
CMPASSが有名ですね
ここもホワイトハウスのHPにしか記載がありません
「FIAT DUCATO★ 3台確定 ・・キャンピング仕様だけではない、それぞれの使い方を3つご提案します。」
だそう
どんな内容なのか楽しみ!
トイファクトリーのデュカト&「あのトイがリチウム!」
バンコンの雄「トイファクトリー」が手掛けるデュカト
実はけっこう気になってます
ユーロトイ事業部なんてできたんですね
デュカトはトイが得意のバンコンですし、内装の質感にも定評があります
どんなキャンピングカーに仕上げてくるのでしょうか
そしてなんと
リチウム搭載にあんなに慎重だったトイがとうとう踏み出します
「遂に待望のリチウムイオンバッテリー取扱いを開始!
高い安全性が裏付けされた
納得のリチウムをご提案します!」
自動車メーカー搭載のリチウム以外は採用しない方針でしたが
リン酸鉄リチウム等の安全な環境が整ってきたので一歩踏み出したのかもしれません
バンテックのリチウムシステム「ILiS(イリス)」
先進的なライバルのナッツRVに対して
何事も慎重で保守的なバンテック
アジリスキャンピングの導入も結局見送りましたが
カムロードのマイナーチェンジで全車ダブルタイヤになったことからタイヤの性能差はなくなりました
そして今回のリチウム化で機能的にもクレアとジル、クレソンとコルドが対等に比較可能になります
リチウムは自前システムではなくてエコフローのパワーシステムをカスタマイズしたもの
東京キャンピングカーショーのレポートでも書きましたが
バンテックの担当者にリチウム化は自前システムではないと聞いたときから予想していました
ユーチューブのバンテック公式チャンネルで紹介していますが
・バッテリーは2kWh×2個(増設可否は不明)
・インバーター出力は3kW
・走行充電に加え259+480=739Wソーラーの同時充電
・そして、バッテリー保温機能付き(これは北海道ユーザーは嬉しい)
・エコフローのシステム部分は5年のメーカー保証
となかなか魅力的
ここまで電装システムが高度化すると
餅は餅屋に任せる
これはこれで正しい選択だと思います
各モジュールをコネクターで接続するだけの仕組みは
欧州のキャンピングカーのように配線がスッキリしていて高級感あります
従来の鉛トリプルサブバッテリー(デュアルソースエアコンシステム)も併売
価格は
ZILノーブル ディーゼル一2WDの場合
鉛トリプル仕様 1125万円(税込)
リチウム仕様(ILiS) 1202万円(税込)
差額は77万円
パワーシステムはDIY用に単体でも販売しています
単体だとちょっとお高いなと思ってましたが
ハイパーエボも100万円超えですからこの価格なら納得感あるかも
詳しくはキャンピングカーショー会場で
《苦労したリチウム化の作業工程です》