ソーラースイッチの使い勝手
夏が近づき、ソーラーにも活躍してもらう季節
我が家のソーラーは駐車中の補充電が中心です
とある薄曇りの日
なぜ?薄曇りならそれなりに発電しているはず
そればかりか、晴れた日でも同じ現象が発生します
ソーラースイッチを切ります
ソーラースイッチが朝から入ってれば問題なし
ソーラースイッチONにしたまま、翌日を迎えます
エンジンかけます
レノジーの走行充電器は最大50Aですが、ソーラーと混合になるとそれぞれの上限が50%の25Aになります
これがソーラースイッチを付けた効果
オフにした方が走行中は充電能力が最大限発揮できます
《追記》
現在はロッカスイッチをサーキットブレーカー16Aに交換しています
公称開放電圧と公称最大出力動作電圧
コルドバンクスに付いているシャープの220Wソーラーパネルは
公称開放電圧28.36V
公称最大出力動作電圧23.66V
レノジーの説明書は「最大ソーラー入力電圧25Vまで」となっています
「公称開放電圧」は何もつながない(負荷がない)、出力がオープンの時の電圧
「公称最大出力動作電圧」は使用時の最大電圧で、実際の能力
「公称開放電圧」が基準だとバンクスのソーラーは充電器に接続できません
でも、ソーラーパネルが低温状態で太陽光は最大、かつ何も繋いでないときの電圧なんてまず出ないだろうと
基本は「公称最大出力動作電圧」の範囲内なのでそのまま使っています
古くからあるアルミ枠にガラスパネルのソーラーの寿命は20年以上
なので、我が家のソーラパネルはまだまだ劣化はしていないはず
ちなみに、最近流行りのフレキシブルタイプの寿命は5〜8年程度だそう
表面の樹脂が劣化するのと、直貼りだと熱がこもるため効率が落ちるだけではなく寿命も短くなるようです
見た目カッコいいし安いから良いんですけどね(^^)
これがソーラー不具合の原因かな
レノジーの説明書には次の記載もあります
「入力電圧が10秒間15Vを超えると、ソーラー充電を開始します」
「入力電圧が25.5Vを超えるとDCC走行充電器は充電を停止します。電圧が24.5V以下になると充電を再開します」
薄曇りの日は15V未満だったのかも
晴れの日にも使えないことがあるのはスイッチを入れたとき、瞬間的に25.5Vを超えて保護機能が働いたのかも
一方で、朝から入っていれば常に正常動作するのは
夜が明けて15V超えてから充電を開始、その時点で既に充電器と繋がっている(負荷がある)のでその後出力が上昇しても「公称開放電圧」とはならず「公称最大出力動作電圧」で動作するため
ということでしょうか
←全くの素人推理ですが(^^;)
まあ、実運用的には
ソーラースイッチは基本的にオフ
駐車時間が長い予定の日は前日夜にソーラースイッチをオンにしておくことで全く問題はありません
Renogy走行充電器RBC50D-BTが「G4モデル」に進化
そんな中、レノジーの走行充電器RBC50D-BTがマイナーチェンジしました
改良点は
・低電流カットモードにより、ソーラーの出力が7A未満になると、自動的に走行充電のみでの充電に切り替わる
・ソーラーの最大入力電圧が50Vに
ということで、混合充電の能力低下問題が改善されるのと
適合するソーラーパネルが拡大します
ソーラーパネルが高電圧なほど電流は小さくなるので細いケーブルが使用可能になりますし、送電ロスも減少します
さらに説明書には
「公称開放電圧」50V以下と明記されました
私みたいな疑問を持つ素人が多かったのかも(笑)
あと、ここは要確認ですが、旧タイプの説明書にあった
「内部温度が65℃~80℃になった場合、DCC走行充電器は出力電力を減らします。温度が80℃を超えた場合、充電を停止します。温度が60℃以下に回復した後、充電を再開します」
の記述が見当たりません
冷却ファンが不要になるならこれはメリット大きいんですが・・・たぶんそんなことは無い?
お値段は少し高くなりましたが、「G4モデル」はそれ以上のメリットがありそうです