キャンピングカーの車窓から

キャンピングカー&バイクの旅と時々グルメ

雪の大谷~岐阜の旅2024GW⑥~高山陣屋と高山グルメ散策

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高山陣屋は想像以上に楽しめる

実質的に旅の最終日の今日は曇り時々雨

【道の駅モンデウス位山は今朝もガラガラ】

【れいチンが喜んで走ったゲレンデ?】

【最終日はいつもの朝食メニュー】

今日は高山市内を見学して白骨温泉に行きます

高山陣屋がメインなので、市営神明駐車場に入れようと思いきや

キャンピングカーはダメでした

【コインパーキングへ】

35分200円と微妙にお得なコインパーキング、陣屋まで120mと至近です

【入場料を支払って中へ】

行ってみて人気の理由が分かりました

無料の観光案内人の方の説明が非常に分かりやすく楽しめます

人が多く集まっている人気の集団に入るのがコツかと

 

江戸幕府は飛騨国を直轄領とした
元禄5年[1692]から慶応4年[1868]に至るまでの176年間
高山陣屋において、25代の代官・郡代が飛騨支配のための執務を行いました

 

幕末には全国に60数ヶ所あったと言われている代官・郡代所の中で

当時の主要建物が残っているのは、この高山陣屋のみ

貴重な歴史建造物です

【玄関の大床に描かれている青海波(せいがいは)】

案内の方はWi-Fiマークと言っていました(笑)

無限に広がる波の模様には永続的な平和と繁栄への願いが込められているそう

これはレプリカですが、本物はもっと濃いブルーです

【釘隠しに使われた「真向兎(まむきうさぎ)」】

うさぎは子どもをたくさん産むことから縁起のよい意匠とも

火災から建物を守ってくれる魔除けの意味合いがあるとも言われています

【一般人はこの一番下から役所に申し出をしたそう】

【この畳の縁で部屋の格式が分かります】

【紋様あり、無地、縁なし】

【これ、一束10万円とか】

【特徴的な板を重ねて重石を置くだけの屋根に使います】

【5年ごとに上下、裏表と入れ替えます】

こうすることで1枚の木の板を屋根として20年使うことができます

【実際の屋根裏を見ると分かりやすい】

【庭にあるのがあの「葵」の葉】

 

役人の大失態の話

【この広間の天井の色を見てください】

【普通は煤けて黒くなります】

この陣屋は昭和44年まで県事務所として実際に使われていました

この古い建物で執務に当たっていた県職員も偉いですが

あまりに電気も暗いので壁や天井を白く塗ってしまったそう

その後、国史跡に指定されて慌てて消した名残です

【白ペンキらしきものが残っています】

【「御白洲」です】

【拷問、怖いですね】

【これが本物の青海波】

1時間くらいかけて見学しました

実際に説明聞きながらだとあっという間

もう一周したいくらいでしたが、一方通行で強制的に出口になります(T_T)

 

「いわきの早蕨(さわらび)」のプリプリわらび餅

【外人さんの映えスポット「中橋」】

橋を渡り、市営駐車場の向かいあたりに行列ができているお店

【ぎりぎりまだ買えそうです】

【常温保存で3日持つというので娘のお土産に】
【いままで食べたことのないプルップルの感触でした】

 

【こういう食べ歩きが楽しい】

【飛騨牛を味わうならミンチカツ】

 

【ゴマ専門店でも】

【白玉のようなモチモチ団子】

【刺身用胡麻を土産用に大量購入】

 

高山ラーメンNo1「麵屋とと」

少し腹ごなししながら高山ラーメンの名店へ行きます

食べログでも高山でNo1のコメントが多かったので行列覚悟でしたが

【11時の開店直後に入れました】

【あの佐野さん直伝?】

【高山中華そばを2つ】

【細麺に澄んだスープのシンプルな構成】

私はラーメンマニアではないのですが

無化調で丁寧に仕込まれた魚介系のスープは絶品でした

【いつもは血圧を気にして飲まないんだけど】

【お土産も買っちゃいました】

繁華街から少し離れた閑静な場所にあります

繁華街には行列ができているラーメン店がいくつかありましたが

少し足を伸ばしてここに行ってみることをお勧めします

【高山朝市(12時まで)を見学し】

【古い町並みを楽しみながら戻ります】

昼頃になると外国人観光客でかなり混雑してきました

高山散策は思った以上に楽しめました

 

白骨温泉公共露天風呂

この旅、最後の目的地は白骨温泉

行きに寄ることもできたのですが、立山到着を優先してスルーしてしまいました

今日は天候的にも時間も丁度よさそう

行きの上高地への道を逆に走り途中から白骨温泉へ

かなりの急峻な道で苦労しました

 

白骨温泉といえば「泡の湯」の混浴露天風呂が有名ですが

日帰り入浴客はバスタオルを巻いて入るそう

バスタオルの持ち帰りとかで、キャンピングカーが温泉臭くなりそうでやめました

 

入ったのは公共露天風呂

【秘境の温泉地の雰囲気です】

【ここから降りて行きます】

【事前に聞いていたほど大変な階段ではないです】

【男女別、着替え場所もロッカーもあります】

川のせせらぎをききながらノンビリといいお風呂でした

洗い場もあるにはあるんですが、川にそのまま流れるので石鹸を使うのが気が引けて使いませんでした

【キャンピングカーに戻るころには陽も射して】

白骨温泉はけっこう硫黄臭が体に残ります

気になる人はしっかり流してくる方が良さそう

 

行きは上信越道、帰りは中央道

帰りはノンビリと諏訪湖畔を走って国道20号を走ります

韮崎ICで中央道に乗り、双葉SAで車中泊して帰りました

【改装中で上り下りともロクな食べ物ありません】

全体的に関越道や常磐道、新東名などのリニューアルが進むサービスエリアに比べると

双葉にしても談合坂にしても中央道のサービスエリアは古くて魅力に欠けます

双葉も改装が終わるのが楽しみではありますが

 

GW後半に急遽行くことになった雪の大谷

それ以外はいつもの行き当たりばったりでしたが、れいパパに会ったり、五箇山の合掌造りや高山散策など

期待以上に楽しめました