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エコフロー オルタネーターチャージャー キャブコンでの最適解を考える

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キャンピングカーでオルタネーターチャージャーを活用する方法

最近、エコフローの勢いが止まりません

家庭用オフグリッドシステムから

バンテックのキャンピングカー用システムを独占

そしてキャンピングカーのみならず一般の車中泊旅車にも使える走行充電器

それがオルタネーターチャージャーです

バンテックがユーチューブで宣伝しているのを見ると

既存の鉛バッテリーユーザーは

DELTAシリーズ+オルタネーターチャージャーのDIYで延命しなさい

というバンテックからのメッセージかと(笑)

 

当初はあまり興味が無かったのですが

もやしさんの記事を読んで

キャブコンやバンコンにはどうなのか?を考えてみました

自分も来年のクレア納車に向けて候補のひとつとして考えないといけませんし・・・

 

組合わせるにはDELTA2Maxが最適なワケ

コルドバンクスをレノジーの機器でリチウム化する前は旧型のDELTAMaxを使っていました

大容量ならDELTAProもあります

価格もだいぶ下がって来たので魅力的ですが、車に載せたり降ろしたりするのに50キロ近い重量はかなり無理があります

保管温度範囲-10℃~45℃(推奨20℃~30℃)ですから車内放置はちょっと気になりますね

高さも、31cmのDELTA2Maxならばキャブコンのシート下に収まる可能性も高いですが42㎝のDELTAProは無理

 

そうなるとDELTA2Maxにエクストラバッテリー追加するのがイイのではないかと

合計4000Whになれば、12Vリチウムイオンバッテリー換算で333Ahなので結構使えます

価格的にも300Whのリン酸鉄リチウムバッテリー+AC急速充電器+2000Wインバーターがセットになってると考えると割安かも

 

オルタネーターチャージャーの充電能力

その車のオルタネータの能力に依拠しますが、最大で800W

12V換算で66A程度になります

シガーソケットでの充電が96Wなので大幅にスピードアップ

 

DELTA2Maxの中身は48V仕様になっていますので、12Vの4倍程度の電圧に昇圧(最大60V)していますが、レノジーの走行充電器に比べると筐体も小型で、冷却ファンもヒートシンクもありません

実際にかなり熱くなるようですが、その際に充電能力がどの程度ダウンするのか、レノジーのように段階的に制御されるのかはマニュアルにも記載がありませんでした

情報が欲しいところです

 

キャンピングカーにオルタネーターチャージャーは必要?

元々、DELTAシリーズの売りはEcoFlow X-Streamテクノロジーによる急速充電

AC100Vコンセントに繋いで最大1500W

キャンピングカーには一般的に1500W程度のインバーターが備わっていますので

このX-Streamテクノロジーを活用できます

DC12V→DC48VDC12V→AC100V→DC48Vの変換効率の差はあるとしても

通常走行中でも600Wは可能、高速道路であれば800Wくらいの充電は可能なので

必ずしもオルタネーターチャージャーを使う必要はないかもしれません

 

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キャンピングカーをDELTA2Maxリチウム化の盲点

既存のキャンピングカーのサブバッテリーを全てDELTA2Maxに置換えるのはちょっとハードルがあります

DELTAシリーズは内部バッテリーは48V

電圧を上げれば基盤をコンパクトに設計しやすいとか、ロスが少ないとかの理由でしょうかね

DC12V出力(シガーソケット)は最大126W

通常キャンピングカーはDC12Vの機器が設置されていて、冷蔵庫、FFヒーター、照明、ポンプなどを全てDC12Vで賄う必要があります

 

そうなるとDC12V機器は12Vのサブバッテリーに任せた方がスマート

リチウムサブバだと専用走行充電器も必要になるし

・・・

となると

メインは12Vのリチウムサブバッテリー

エアコン利用で容量が不足する夏はDELTA2Maxも追加で積み込む

DELTA2Maxの走行充電はAC100Vで

というのが既存キャンピングカーには現実的かもしれません

 

DELTA2Maxを積めば、既存の1500Wインバーターに加えて2000W追加で使えるようになるので、エアコンを付けたままティファールでお湯を沸かすこともできます

 

それでも自分の経験から言うと

機器によってサブバッテリーとポタ電を使い分けたり

ポタ電の電源を入れてスマホのリモート操作でインバーターをONにする

など、ポタ電併用は実験中は楽しいけれど、実際は面倒でもあり

大容量リチウムサブバッテリー+2000W以上のインバータ-が王道であることは間違いありません

 

自作キャンパー派には強力なツールになります

ハイエースなどを購入して自作キャンピングカーや車中泊仕様にする場合

オルタネーターチャージャーとDELTA2Maxのみで安全かつ快適なリチウム環境を手に入れることができるでしょう

ゼロから構築するのであれば、照明も冷蔵庫も家庭用のAC100V商品の方が品揃えも豊富です

RVランドのデュカトベースのキャンピングカーはDELTAProで運用する前提で照明もAC100Vの家庭用です

近いうちにオルタネーターチャージャーも導入するのではないでしょうか

 

どちらにしても、いろいろな組み合わせの選択肢ができることはいいことです

来春までにもっといい製品がでることを期待して(^^♪