キャンピングカーの車窓から

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クレアエボリューションをリチウム化④~走行充電器&冷却装置完成

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本ブログは

鉛バッテリーのクレアエボリューションを購入した素人のリチウム化記録です

マニュアルではありません

参考にされる場合は必ず自己責任でお願いします

 

レノジーREGOシリーズ60A走行充電器

【チャージコントローラーの設置完了】

次は走行充電器の取付です

コルドバンクスはレノジーのベストセラー

DCCシリーズ50A走行充電器でした

 

今回は発熱が比較的少ないと言われている

REGOシリーズ60A走行充電器を選択

狭い電装庫に機器を詰め込むので発熱は少ないほどいい

 

最近はDCCシリーズ50Aを二個並列掛けして最大100A仕様にしていたり

中華ブランドの80~90A製品を使う事例もあります

 

KDY系旧型カムロードなら走行充電器の性能通りに100Aの充電も可能かもしれません

GDY系新型カムロードはオルタネーター制御に手を入れないと100A達成は難しいかも

現状だとソーラーの増強を考えた方が早道でしょう

 

レノジーと双璧のリタイムも何故か走行充電器の最大は60A

リチウム大手は充電量と発熱のバランスをみているのでしょうか

 

【こんなレイアウトになりました】

このレイアウトにたどり着くまでどれだけの紆余曲折があったことか(笑)

個人的にこの走行充電器のマイナスポイントはアンダーソンPP75コネクタのケーブルを使用していること

通常の丸型端子をボルト締めの方が安心だし使いやすい

付属のケーブルもオルタネーターから引込むことを想定し14sqが3mもあります

迷ったあげく適当な長さにカットしました

【この右下の赤いレゴブロックみたいなアンダーソン端子】

 

エボリューション充電を残すための切替スイッチ

【200A 切替スイッチを設置】

オルタネーターからの38sqケーブルをそのまま38sqケーブルでエボユニットに戻します

プロの業者さんに依頼するとエボを殺す(使わないようにする)ケースが多いのですが

高価なレガシーデバイス(笑)なので使えるように残しておきます

 

万一、旅先でレノジーの走行充電器が壊れたときはこういう枯れた仕組みが役立ちます・・・たぶん(^^)

 

5個の冷却ファンとエアフロー

【全体図】

グリーンのラインは電装庫内全体の冷却

【8cmファン×2個】

右のバッテリーバンクが35℃以上になると運転開始

【ここから取り入れたフレッシュエアーを】

【エボユニットのあるこちらから排出します】

24時間365日通電してますので

自宅に駐車中も真夏はファンが回ります

消費電力は0.06A×2

バッテリーの保管環境維持にも良さそうですが、車内で暑い空気を循環させても気休め程度かも

 

ブルーのラインは主に走行充電器の冷却

【12㎝ファン】

走行充電器が40℃になると運転開始

イエローのラインはチャージコントローラーの冷却

【中央の5㎝ファン×2個】

【ここから空気を取り込みます】

ソーラー発電すると運転開始

 

電装庫の強制排気も考えたのですが

クレア本体の壁板にはできるだけ穴を開けたくありません・・・ママのお叱りが(^_^;)

電装庫内部を配電盤で二室に区切り、負圧で吸排気する仕組みを考えました

 

走行充電器とインバーターの同時運転は走行中に家庭用エアコンを使わない我が家にはほぼ無い

走行充電器と外部充電器の同時運転はありえない

インバーターと外部充電器の同時運転はインバーター充電時のみなのでこれもほぼ無い

 

となると

同時運転が想定されるチャージコントローラーと走行充電器の冷却を徹底すればいいので

この装置でなんとか行けるのではと考えています

 

 

これでも不足であればシロッコファンを排気口に取り付けて強制排出を考えます

 

次回最終回は走行充電テストと費用総額を公開します

続く