キャブコンの車重って良くわからない
購入検討時はビルダーにキャブコンの重量を聞いて回りました
驚くべきことに大手ビルダーでもあまり的確な答えが返ってこないんですよね
例えばナッツのクレソン、パネル工法で軽量化を図りました
じゃあ何キロなの?どこにも記載がありません(聞いたら約70kgらしいです)
カタログにも車両重量って記載のないものが大多数です
もちろんオプションの有無等により大幅に変わることもあるでしょうけれど
実際の車重の差は何Kg?
バンテックだとコルドシリーズ<ZILシリーズ
ナッツRVだとクレソン<クレア
となることがお値段と比例して内装も豪華になるので想像がつきます
クレアはアルミパネルなのでFRPパネルのクレソンとの差は小さいかもしれません
ガソリン<ディーゼル
2WD<4WD
これは間違いないですね
カムロードの元になっているダイナトラックのカタログ値で比較してみたらディーゼルは150kg増し、4WDは100kg増し、合わせるとガソリン2WDとディーゼル4WDでは250㎏の差になります
体重約60㎏の人間4人分です
それでもディーゼル4WDの方が燃費はいいはず
でもタイヤは同じなのでタイヤ1本当り60kg強の負担増加となることも認識しておく必要があります
シングルタイヤとダブルタイヤ
カムロードのダブルタイヤはナッツRVがトヨタに働きかけて実現しました
シングルタイヤの軽快な走りも捨てがたいですが、バーストなどの安全性、横風等への安定性を考えるとダブルタイヤに軍配が上がります
改めて街中のトラックと眺めると後輪ダブルタイヤのなんと多いことか気付かされますね
交換のコストもメンテの手間も1.5倍、フロントタイヤの幅が175(シングルの195より細め)になる、4WDが選べないというデメリットもあります
(追記:2021年のマイナーチェンジで4WDダブルタイヤも出ました)
ブレーキングに重要なフロントタイヤが貧弱なのは残念ですが
メリットの方が上回りますね
安全のためにシングルタイヤでもできること
そうは言ってもキャブコンの主流はシングルタイヤ、我が家も中古車なので選択の余地はありませんでした
そうなるとできることは①タイヤ選び②軽量化③適正なメンテ
コルドバンクス購入時に純正タイヤを新品にサービスで交換しますと言われましたが
差額を支払ってアジリスキャンピングと軽量化も狙ってカムロード専用アルミホイールに交換しました
メンテについては日常の空気圧管理、目視点検(小石が挟まっていないか、サイドウォールのひび割れがないか等々)、ホイールナットの適正なトルク管理でしょうか
アジリスキャンピングの交換時期はやっぱり3年なのか?
タイヤのみならず定期的にハブボルトの打ち直しまでされる方もいます
特に重量車とか雪道や海沿い走行が多い方は検討した方がいいかもしれません
タイヤについては一般的に3年ごとに交換が望ましいと言われています
タイヤに負担のかかる夏を3回経験したら4回目の夏の前に交換
いろいろなバースト経験談を見ると目視で簡単に判断できるものではないようです
どんなに適正に管理していても古くなるとバーストするときはするみたい
特に夏の高速で一定程度の連続した長距離走行中が多いそう
人間と一緒でタイヤも休憩が必要なんですね
但し、アジリスキャンピングが日本に正式に上陸したのが2019年
そもそも、まだ3年経過した国産キャブコンはありません
それ以前にもフィアットデュカトベースのキャンピングカーに装備されていましたがバーストの情報は入ってません
フィアットデュカトベースのキャンピングカーも3トンと超えますので日本とは歴史も台数も桁違いの欧州で特に問題になっていないですし
ダブルタイヤ化の話も聞きません(そもそもFF車ですし)
3年後に目視して異常がなくても交換すべきか?
これから情報集めが必要ですね
あとは自助努力で軽量化、でもねぇ
あと自力でできることは余計な荷物を積まないこと
荷物のスリム化を頑張りすぎてもつまらないですけど
自分は今後考えられる大物は
自転車とインフレータブルカヌーかな、ゴルフバッグも積むかも
軽量な原付2種(125cc以下)のオートバイがあればそれもいいですね
逆にリチウムイオンバッテリーが普及すると大幅な軽量化を図れます
人間の軽量化は達成困難なので期待しないでおきましょう(笑)