ミシュラン アジリスキャンピングの交換時期
2019年に日本のキャンピングカー市場に導入され
瞬く間にキャブコンのスタンダードタイヤとして広まったアジリスキャンピング
我が家のアジリスキャンピングも2020年6月に使い始めたのでちょうど丸3年
走行距離は25000キロ程度です
あと1年くらいは問題ないと思いますが、タイヤの安全性は何ものにも代えがたいので3回目の北海道キャラバン終了後に交換することにしました
安心を買うとすればタイヤは安いものです
ミシュラン クロスクライメートキャンピングが第一候補
アジリスキャンピングには相変わらず輸入車には標準装備されているのですが
タイヤ単体としてはクロスクライメートキャンピングに置き換わっているよう
購入したRVランドはちょっと遠いので、近くにある川田タイヤさんにお願いしようと
電話して在庫確認をお願いしました
その際、店長さんから
クロスクライメートキャンピングもいいけど、バンコンタクトキャンパーもおススメと言われて電話で特徴を聞きました
コンチネンタルのバンコキャンパー(名前が紛らわしい)は知っていたのですが
実は、最近日本に入ってきたバンコンタクトキャンパーを知りませんでした
クロスクライメートキャンピングもバンコンタクトキャンパーも
オールシーズンタイヤでスノーフレークマーク付き
高速道路の冬用タイヤ規制時も走行可能です
クロスクライメートキャンピングはそのパターンからロードノイズが気になっていたので聞くと、アジリスキャンピングよりも摩耗するとノイズが若干大きくなる傾向
バンコンタクトキャンパーの方がアジリスキャンピングに近いパターン
因みにバンコキャンパーもCP規格ですがオールシーズンタイヤではありません
もうひとつヨコハマがブルーアースキャンパーという国内初のCP規格のサマータイヤを出しました
ロードノイズはこれが一番小さいような気がします
我が家はスタッドレスを使わないのでオールシーズンは冬の保険のようなもの
キャンピングカーはクロスローテーションが重要
重量の左右差のあるキャンピングカーはタイヤをクロスローテーション(前後ではなく、右前と左後、左前と右後をローテ)できることが望ましい
クロスクライメートキャンピングは回転方向指定なので前後しかできない
バンコンタクトキャンパーは回転方向指定無いのでクロスローテーション可能
ということで、今回はバンコンタクトキャンパーにすることにしました
「川田タイヤ」でコンチネンタル バンコンタクトキャンパー組付け
予約した日時に妻も同乗して川田タイヤへ行きました
クロスクライメートの方がいかにも雪を掻きそうなパターンですがノイズ大きそう
バンコンタクトはサイプが細かく入れられていて雨に強そうです
対称的だったのがサイドウォールの硬さ
バンコンタクトの方が明らかに強度が高い
これは乗り心地も硬くなるということなので、好みの問題にもなりますが
より高速道路向きのようです
同サイズなのにショルダー部分が丸まっているアジリスに対しスクエアショルダーなので一回り太いタイヤに見えます
空気圧の設定を下げてみました
従来はCP規格の標準通り、フロント475kPa、リヤ550kPaにしていました
ただ、走行中は温度上昇に伴いリヤは600kPaを超えることもあり、下げられるか相談すると
そもそも海外のデュカトベースの6m級とか、リヤに重量のある荷物を載せて、ヨーロッパの高速を飛ばす場合、スタンディングウェーブが起きないための設定
475kPaまでは下げても負荷能力変わらないのでコルドバンクスなら500kPaでOK
サイドウォールも硬めなので乗り心地もその方が良くなると
フロントもノーマルタイヤの負荷能力は600kPaで950kg
このタイヤは450kPaで985kgなので若干、下げられることを教えて貰いました
あくまで計算上ですので自己責任です
下げ過ぎると燃費は悪化するのでほどほどにですが
新品タイヤ効果も相まって
助手席の妻がビックリするほど、乗り心地とノイズが収まりました
タイヤの話は奥が深い
作業終了後も店長と1時間くらいタイヤの話を
RVランドやバンテックにもタイヤとホイールを卸しているとのこと
我が家のアジリスキャンピングは出所に戻ってきたことになります
疑問に思っていたカムロードダブルタイヤのフロントタイヤ脆弱性について
四輪駆動はマシだそうですが、二輪駆動のフロントは押される力と曲がる力の両方を受け止めるので負荷が格段に大きいそう
タイヤローテーすればまだいいのですが、リヤのホイールが内側向かい合わせになっていて傷が付くので、フロントの表にするのを嫌がるユーザーが多い
そもそも6輪のタイヤローテを出来るショップが限られると
ここには記載できない裏話もイロイロ聞けました
要はシングルタイヤであろうとダブルタイヤであろうと弱点を知ったうえで、しっかりメンテして乗ることに尽きると思います
100㎞くらい走行したらトルクレンチで増し締めします
因みにトルクは135Nで締めていました