新潟フェリーターミナル到着
帰りの航海は珍しく海が荒れていました
夜はけっこう波が船体にぶつかる大きな音もしましたが
最新式のスタビライザー装備の新造船だからか思ったほどは揺れません
でも船に弱い人は酔ったんじゃないかな
朝はあっという間に下船時刻になります
今回はランプに近かったので開く様子を見ることができました
青函フェリーは船首と船尾がパカッと開くのですが
大型フェリーは横っ腹のドアが横にスライドして、飛行機みたいにランプが接続されます
それにしても新潟は暑い!
越後川口サービスエリア
昨年に引き続きこちらで昼食
昨年ほどの感動はありませんが安定の美味しさ
今回の北海道のどのソフトより美味しいという皮肉
昨年の北海道のソフトは美味しかったので、また開拓しないと
新型コロナと帰宅スケジュール
さて、昼食を食べたところで今後のスケジュール
このまま真っすぐ帰れば14時頃には帰宅できます
幸いコロナに感染した長女は食事もできているようなので急いで帰る必要はなさそう
看護師の次女とも連絡を取り合っているようです
そうなると、家庭内感染リスクがピークの中で急いで帰る必要はありません
少し時間をつぶして夜に帰宅、今晩はキャンピングカーで過ごして明朝に家に入ろうと
決して新潟観光したい訳ではなく、真面目に考えた結論です
日本三大峡谷へ
日本三大峡谷(日本三大渓谷)は
黒部峡谷(富山県)、清津峡(新潟県)、大杉谷(三重県)だそう
長らく人跡未踏だった黒部峡谷(国の名勝)、柱状節理が見事な清津峡(国の特別名勝・特別天然記念物)、近畿の秘境といわれる大杉谷(天然記念物)らしい
黒部峡谷には異論はないものの他の2つはそもそも知りませんでした
どれも行ったことがないし
清津峡は最近はインスタ映えスポットとして一気に広まりましたけどね
せっかくの新潟なので清津峡でも観ておこうと
秋山郷の見倉橋
まずはちょっと離れていますがこちらも観光名所の見倉橋へ
最後の数キロはすれ違うのも困難なちょっとした酷道でしたが
最近、この程度は慣れっこです
この辺りは山深くキャンプに良さそうです
清津峡トンネルは計算された芸術作品
次にメインの清津峡へ
こんな立て看板が途中にいくつもありました
予約はしていないけれど、ここまで来れば入れてくれるでしょう
入口の受付に聞くと「今日は数量限定でまだ入れます」と
やったーと喜ぶほどウブじゃありません
たぶん全員に同じこと言っている
何のための立て看板か分かりませんが、まあ入れてよかった
全く事前の勉強不足だったのですが
清津峡トンネルは清津峡の観光のために掘られた歩行専用トンネル
2018年の大地の芸術祭にて、中国の建築家集団「マ・ヤンソン/MADアーキテクツ」のアート作品として改修されて
自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながらアーティスティックな雰囲気をつくりだしたそうです
一面に数センチの水が張ってあり、スニーカーなら濡れないで先まで行けます
私はメッシュスニーカーだったので妻に任せました(T_T)
能登のパワースポット珠洲岬でせっかくの自然景観に手を加え過ぎてがっかりした悪夢を一瞬思い出しましたが
それよりは芸術性も高く完成度は遥かにうえでした
でも、どうしても峡谷の美しさよりもトンネル見学が中心になってしまいますね
映えスポットになって地域振興になればそれでもいいのかもしれませんが
帰路へ
さて帰路に着きます
関越道に乗って21時頃には帰宅予定
自宅駐車場で車中泊
翌朝、手袋マスク姿に片手には消毒スプレー
近所の人に怪しまれないように早朝に玄関から家に入り、家中を消毒しました
お陰で長女の熱も当日には下がり
私達も感染は避けられました
最後まで気の抜けない北海道キャラバンでした
総走行距離 2775.7km
ガソリン 381.7ℓ
燃費 7.27km/ℓ
意外と燃費は良かったです
完