キャンピングカーの車窓から

キャンピングカー&バイクの旅と時々グルメ

UDAP熊撃退スプレーを買い替えました

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熊スプレーの有効期限がそろそろ

【4年間、使わずに済んだことに感謝】

ヒグマが怖いけど大好きな私が北海道旅行や山登りに携行している

熊撃退スプレーの有効期限が間近になったので買い換えました

購入したのが2018年の北海道ツーリングのとき

35年振りの北海道ツーリングだったのですが

学生の頃は怖いもの知らずでしたが、齢を重ねると何事にも慎重になります

半分はキャンプをするつもりでしたし

せっかく大型アドベンチャーバイクで行くので林道も走ってみたい

ということでヒグマに遭遇したときのお守りとして初めて携帯しました

キャンプ場にヒグマは来ないでしょ

野生のヒグマはそう簡単には遭遇できません

3回の北海道バイクツーリング、2回のキャンピングカーキャラバンでも

ラッキーなのかアンラッキーなのか一度も出会いませんでした

ましてやキャンプ場は安心でしょ?

可能性からいうとその通りですが

人的被害がないのでニュースにならないだけで

キャンプ場での目撃情報は全国でそれなりにあります

場内で目撃されたら当面の間は営業自粛になることがほどんどです

ただ、キャンプ場内ならともかく、近くで熊の目撃情報があってもキャンプ場を閉鎖するかどうかは営業している以上、ギリギリの決断になるようです

キャンプ場での出没がニュースになった事件は

2008年 羅臼温泉野営場にヒグマが現れ、北見市の女子中学生らが寝ていたテントを襲った事件

中学生は寝ぼけていて、テントを押すヒグマを妹のいたずらと勘違い

手で押し返していたが、あまりにしつこいのでキックしたところ、ささやぶに逃げたという

テントは約50センチ裂けたが、中学生にけがはなかった

そばにいた母には、テントのシートの向こうにヒグマの影が見えていたという

 

最近では

2020年上高地の小梨平キャンプ場で午前0時ごろ、テントに泊まっていた50代女性がクマに襲われ、右足に10針縫うけがをした事件

女性は午後11時半ごろ、テントが何者かに引っ張られるのを感じ、目を覚ました

真っ暗な中「助けてください」と叫んだ

やがて、動きが止まり、テントの布に大きな影が立ち上がるのが見えた

その直後、テントが一瞬のうちに引き裂かれた

うめくような声が聞こえ、右ひざの横に強い衝撃を感じた

テント近くのトイレ横の小道をテントごと裏まで引きずられた

仰向けに横たわっていると、相手の動きは止まり、静かになったので

起き上がってトイレに逃げ込んだ

 

これは衝撃的でした😱

上高地のキャンプ場なんて登山客でいっぱいが当たり前ですから

そんな場所に出没するなんて

詳細はこちらで

手記・上高地でクマに襲われた私の経験

UDAP熊撃退スプレー

銃の保持が認められていない以上、熊撃退スプレーが現状考えられる一番の防具だと思います

熊鈴も効果はありますが、人慣れした熊だと興味を持って近づいてくることもあるそうなので敢えて使わない人もいます

スプレーも10m以内に近づかないと使えないとか、風上に向けると危険とか

制約はありますが、いざとなったら自分も浴びる覚悟で使うしかないですよね

本州のツキノワグマ用であればもう少し小型の製品もあります

あと、女性のソロ登山のときの護身用として

実際に使わないとしても変質者への抑止効果にはなると思います

【缶の色がオレンジになりました】

【また4年間のお守りです】
【安全装置の落下防止もゴム製に】

【ホルダーも樹脂製に変わりました】

保管と持ち運びには十分注意しましょう

まず飛行機ですが、機内持込は当然不可ですが貨物としても不可です

これは熊撃退スプレーだからではなく、スプレー缶自体が気圧の影響で破裂の恐れがあるので禁止されています

なので北海道に飛行機で行く場合は現地調達か、宅配便(航空便不可)で送りましょう

効き目は間違いないと信じて、ちょっと試しになんてことはやめた方がいいです

大変なことになりますよ

あと、盗難等に合わないように保管は確実に

近くで催涙スプレーによる犯罪が起きると購入歴を調べ警察が調べに来る可能性もあります

最後に

山登りでもザックの中に入れていては意味がありません

直ぐに取り出せる位置に装備して後悔の無いようにしましょう