世界最速で充電可能なポータブル電源 【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト
リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーの併用方法
大容量ポータブル電源DELTA Maxを購入して
その機能と特徴
キャンピングカーで急速充電の方法
について説明してきましたが、今回は実際に従来のサブバッテリーとどのように併用するかです
将来的な売却とか故障等を考え、できれば改造せずに自分の理解の範囲で活用したいと考えています
置き場所はリヤトランク
第一候補はリヤの収納庫
ここならファンの音も聞こえませんし
ファンからの放熱が室内にはいることもないのでエアコンにも効果的
タコ足延長コードを室内に引き込めば済みます
WiFi接続して、スマホの遠隔操作で電源オンオフから全てできるので問題ありません
室内に設置するなら
夫婦二人なのでさほど邪魔にはなりません
重量バランス的にもリヤトランクより良いでしょう
ただ、この裏にFFヒーターの吹き出し口があるので冬はここには置けません
外部接続電源として使ってみた
たこ足延長コードで使うだけでは何の工夫もないのでちょっと実験
サブバッテリーを使わずに全てをリチウム化(DELTA Maxに置き替える)にはこの方法が最も簡単です
走行中は無理ですが・・・
当然ですが、問題なく稼働しました
1500Wインバータは使わずにACコンセントが使えます
唯一気になるのは、サブバッテリーの充電にも使われてしまいまうこと
電気ってAからBに移動するだけでロスがでますが
更に
リチウムバッテリー(DC)→DELTA Maxのインバーター(DC→AC)→充電器(AC→DC)→サブバッテリー(DC)と変換が2度もあるのはロスも大きいので
充電器のスイッチを切ってみる
ブレーカーを落としてしまえばいいんじゃない?と考え
すると外部電源そのものが落ちてしまって、ACコンセントも使えなくなってしまいました
どうも外部電源接続そのもののブレーカのようです
今度は上手く行きました
車内のACコンセントは引き続きDELTA Maxから供給され、サブバッテリーの充電は止まりました


充電は止まりましたが冷蔵庫、FFヒーター、照明などはサブバッテリーから供給されています
AC(交流)→DC(直流)インバータ機能は充電器にしかないので充電器の電源を切ればDC機器はサブバッテリーからの供給になります
良く考えれば当たり前ですが
サブバッテリーをスルーする仕組みはないので、サブバッテリーの充電をせずにDC機器にDELTA Maxからの電源供給を行うとなると
ACDCインバータやリレーの追加等の改造が必要になるようです
電気に強い人なら説明書に付いている回路図ですぐ分かるんでしょうけれど、回路図の読めない文系人間でもこのように切り分けて考えていくとなんとか理解できます(笑)
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外部電源接続についてまとめると
外部電源接続のみ
→すべての機器がDELTA Maxから供給※される
&サブバッテリーも充電される
※DELTA Maxの供給能力を超えない限り
外部電源接続&充電器をオフ
→交流機器(コンセント接続)はDELTA Maxから供給される
&直流機器はサブバッテリーから供給される
&サブバッテリーの充電はされない
じゃあどうする?
基本は外部電源接続せず(=社内備え付けのコンセントは使用せず)延長コードを使ってDELTA Maxのコンセントにダイレクトに接続することにします
一番簡単で間違いもなく電気効率もいいです
外部電源接続を使うのはサブバッテリーも充電したいとき、この場合は車外にコードが出るので駐車場所によりますね
DELTA Maxはリチウムイオンの特性を活かしてエアコン、電子レンジ、湯沸かし器、IHクッキングヒーター、ドライヤー等の大出力AC電源に使う
サブバッテリーは鉛バッテリーの特性を活かして冷蔵庫、照明、FFヒーター等の低出力DC電源に使う
という分業体制が一番簡単かつ効率的ということ
リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーのハイブリッド活用です
第3のインバーターでひと工夫
キャンピングカーの1500Wインバーター、DELTA Maxの2000Wインバーターほどの高出力は不要なAC機器
テレビ、アレクサ、スマホの充電器等の低出力AC電源はどうするか?
ここで登場するのが小型インバーター
これ本当に便利、今までの快適化の中でも一番活躍しています
シガーソケットに接続するだけで簡単です
詳しくはこちらの記事をお読みください
こうなると、1500Wインバーターを使うのはDELTA Maxの充電時のみ
耐用年数も延びるのでいいかもしれません
また、キャラバン中にどちらかのインバーターが故障してもバックアップがあると考えると心強いですね