Renogyでリチウム化最終確認テスト
リチウム化の施工は完了し
これからテストに入ります
インジケータは左から
走行充電、ソーラー充電、サブバッテリーの状態、サブバッテリー種類
日が暮れたので「ソーラー充電」は消灯
「サブバッテリーの状態」は要充電のイエロー、満充電でグリーンになります
「サブバッテリー種類」はブルー(リチウム)
充電テストのために残量を減らします
一番電気を消費する家庭用エアコンを暖房にしました
インバーターを経由してのエアコン稼働は全く問題ありませんでした
残り75%程度でも約8時間使えます(ゼロまで使えばですが)
3時間ほど稼働させて50%を切ったところで充電テストに切替え
まずは走行充電のみのテスト
エンジンをかけます
マンションの駐車場なのでアイドリングしか試しませんが
アイドリングで45A なら走行を始めれば上限の50Aはしっかり出そうです
約2時間で満充電になる計算
やっぱり走行充電器を付けてよかったです
ソーラー充電のテスト
翌日、あいにくの曇り空ですがソーラーの確認
ここでエンジンをかけます
これで走行充電とソーラーの混合充電となりました
そして
昨晩は走行充電だけで45Aだったのに
たとえ曇り空でソーラーは2Aとしても合計47Aになると考えるのですが・・・
レノジーDCC走行充電器50A MPPT内蔵の混合充電の制約・・・
実はこの事象は走行充電器購入前から分かっていました
商品説明に以下の記載があります
「最大充電電流は50Aとなります。発電機またはソーラーパネルより同時充電の場合、各25Aまで制限され、最大の合計充電電流は50Aのままです」
同時充電だと各25Aまでに制限されてしまうのです
なので
昨晩は走行充電だけなので45Aだったのですが
今日はソーラーが2A稼働しているので走行充電は25A に制限され合計27Aになってしまったということ
仕様通りです、さすがレノジー
って関心している場合ではない
25Aも発電するソーラーパネルではないので混合充電はデメリットしかありません
これはそのうちソーラー充電を任意でOFFできるスイッチを付けるしかないですね
このくらいの工作は簡単にできそう
「すぐれもの充電器」を13.9Vに変更
外部充電器のディップスイッチを14.4Vから13.9Vに変更しました
13.9Vでは100%満充電はできませんが、これでも95%くらいになりますので十分かと
RVパーク等では丸一日繋ぎっぱなしになるので
バッテリー寿命のために余裕をみて低い電圧に決めました
従来のバッテリープロテクターはそのまま
あと、バンテック車に付いているバッテリープロテクターですが10.5V以下で遮断して鉛サブバッテリーを保護する仕組みです
インバーター経由の場合は効かないという中途半端な仕様
一方、リチウムバッテリーのBMSは12Vで警告、10Vで遮断します
こちらはバッテリー内蔵なのでインバーターの使用でも働きます
仕組み上はBMSと従来のプロテクターの2重のプロテクトになりますが
従来のバッテリープロテクターが悪さをするわけではないのでそのままにしました
自車への理解が深まり軽量化メリットも
思った以上に苦労も出血もしたリチウム化が無事に終了しました
リチウム化のメリットとして約60kg軽量化が図れました
強化ブレーキパッドと相まってベンツ並みに止まります
←ちょっとオーバーかな(;^ω^)
意外に自分のキャンピングカーの仕組みを理解するのに苦労したのですが
お陰で自車の配線も理解できました
やっぱりビルダーは安全性を良く考えていて何重ものセーフティを講じています
このレノジーのリチウムバッテリーと走行充電器を導入するだけであれば
普通のハイエースに施工する方が簡単かもしれません(ケーブルの穴とかは必要)
200Ahリチウム化の費用は総額13万円・・・治療費除く(笑)
エコフローのパワーシステムとか、ビルダーのリチウム化の数分の一の費用で済みました
最近はリチウム化を請け負ってくれる方もいるので
無理だと思ったらプロに任せた方がいいかもしれません
工具もそれなりに使いますしね
私は基本的に自分で理解せずに他人に作業を任せられない性格なのでチャレンジしてよかったです
自分で作業することによる満足感はプライスレスでした(怪我が余計でしたが)
なお、将来下取りに出す際にもノーマルに戻せるように配線は一本もカットせずに施工しました
完