キャンピングカーの車窓から

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メルセデスベンツW204のリコールに行ってきました

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ベンツCクラスのリコール

我が家のCクラスは2013年式W204

ACC(アダプティブクルーズコントロール)や車線逸脱修正等の半自動運転が装着されたのは最後の2年間だけなので貴重な最終モデルです

既に2014年発売の後継W205から昨年、最新のW206が出ています

来年は10年目となる車に今さらリコールと思いましたが

2018年リコールの事前案内

例のタカタのエアバッグ問題です

2018年4月に事前案内が来ていました

 

《要約すると》

2016年5月に国土交通省より発表された、 タカタ社製インフレータに係るリコールの指針に基づき、 2013 年以降の生産車両すべてについてリコールの届出を行った

現在、対策品の準備が完了しておらず、年式の古い車から順次案内する

未改修であっても車検に通らなくなるということはない

ベンツに搭載されたタカタ社製インフレータは、 インフレータの異常破裂の事例は確認されておらず、 差し迫った安全性の問題はない

 

タカタの事件は世界の自動車業界に影響がありましたから、対策部品の供給も間に合わないので、こういう案内にせざるを得ないのでしょう

差し迫った問題はない⇔でもリコール

ってユーザーはどう捉えたらいいのかわかりませんが、受け入れるしかありません

自動車業界って大変ですね

対応コストをタカタに損害賠償請求しようとしても経営破綻して実質不可能でしょうし・・・

タカタとは

《Wikiから》

1935年:彦根で創業

戦中は日本陸・海軍の認定工場となり、軍事用パラシュートを製造

1960年:シートベルトの製造を開始

1963年:ホンダ・S500がが史上初、量産車へのシートベルトを標準搭載

1977年 :日本初のチャイルドシート「ガーディアン」を発表

1987年:ホンダと日本初の国産エアバッグを共同開発して初代ホンダ・レジェンドに搭載

2017年:主力商品のエアバッグの欠陥リコールで最終的な負債が1兆円を超える見通しとなり、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請

国内の製造業で戦後最大の経営破綻となり

リコール関連事業以外を米国のジョイソン・セイフティ・システムズ(中国企業の子会社)へ事業譲渡

 

我が家もタカタのチャイルドシートを使っていました

当時の大手はタカタとコンビだったのですが、当然、シートベルトメーカーのタカタの方が安全性が高いと考えました

世界中の子供達がこれで救われたこともあったでしょうし

こういう歴史ある企業が実質的に中国資本に買われてしまうのはやりきれない気持ちです

タカタのエアバッグとリコール

《Wikiから》

エアバッグを膨張させるインフレーターの火薬の中に使われていた硝酸アンモニウム

これが温度変化に伴い膨張と収縮を繰り返し最終的にパウダー状に分解される特性があり、パウダーはタブレットよりも速く燃焼するため、エアバッグが過度に展開する可能性があったもの

実際に米国とマレーシアでは破裂したインフレーターの金属片により死亡事故も起きました

2015年11月、アメリカの国家道路交通安全局(NHTSA) は、タカタが適切なリコールや情報開示を実施せずにアメリカ国内で被害を拡大した

として最大2億ドル(約240億円)の民事制裁金を科すと発表しました

 

この内容を読むと古くなったエアバッグほどリスクが増すようなので

やっぱり早めの交換をした方が良さそうです

2021年交換作業の案内

忘れた頃にやってきました

《要約すると》

リコールの対策部品へ交換する作業の準備が整った

作業は約2.5時間かかる

最寄りのメルセデスベンツサービス向上に作業の予約をしてほしい

 

3年も待ったので今さら感もあり、1年以上放置してしまいましたが

そういえばと思い出して予約を入れました

新型CクラスW206を見積り

外車ディーラーの客って何故か夏は老いも若きも白い短パンに柄シャツの男性が多いです

当日はレッドブルのシャツを着ていたのですが、ライバルのメルセデスに喧嘩を売るようなものなので直前に着替えました(笑)

作業は2時間程度かかるそう

WiFiもあったのでワイヤレスヘッドホンでユーチューブを見て過ごそう

【あれが新型Cクラス】

【ちょっと見学】

【iPadがふたつだけみたいな計器類】

【意外とのっぺりした顔つき】

【Aクラスとの顔の差別化がなくなったような】

この色はオプションの青みがかったメタリックのホワイトだそう

室内だとよくわかりませんけど

時間もあったので見積りをお願いしました

車両価格が600万円を切ったC180です

【まあこんなものか】

オプションのAMGラインは必須ですが、その他を削れば総額700万円以内に収まりそう

キャンピングカーの見積りばかりしていると、金銭感覚がおかしくなるので注意です(^^;)

昨年、発売開始ですが半導体の関係で納車は今年になってから

現在も納車は半年以上かかるようです

あと、値上げの予定もあるのでその際は再見積りになるそう

やっぱりW204

助手席エアバッグの交換というリコール作業も無事終了

家に帰ります

【ホイールまで綺麗にしてくれました】

ボディカラーはオプションのダイアモンドホワイト、いわゆるパールメタリックです

ソリッドのホワイトは多いですが、これはあまり見かけません

改めて見るとボディも9年目とは思えない輝き

さすがDセグメントの普及帯でも塗装はメルセデス品質

【やっぱりこっちの方が好み】

親のひいき目でしょうか、2世代前のモデルですが

押しの強い顔とコンパクトでも塊感のあるボディのW204の方がカッコよく見えるんですよね

電子機器系の故障で数十万円もかかるようになったら買換えを考えますが

当面は、こいつに乗り続けようかな