キャンピングカーの空気圧管理
キャブコン購入を検討したときに一番気にしたのはタイヤ
高速走行中のバーストによる転倒が話題になっていたので
確かにスローパンクチャーならなんとかなりますがバーストとなると怖い
キャンピングカーの事故は話題になりやすいこともあるでしょうがゼロではないことも事実
私の空気圧管理方法を紹介します
アジリスキャンピングの指定空気圧
LT(ライトトラック)規格ではなく、CP(キャンピングカー)規格が売りのアジリスキャンピングの指定空気圧は前輪475kpa後輪550kpa
でも何故か単輪加重能力は1030kgで変わりません
ミシュランのHPに以下のように記載されています
*CP規格のタイヤは空気圧をより高くすることができる設計になっています。CP規格のタイヤを後輪(単輪)で使用する場合、最大空気圧表示より75kPa(0.75kgf/cm2)高めるよう推奨します。ただし、同サイズのタイヤであれば一般的にCP規格もLT/C規格も最大許容荷重は同じです
空気圧の単位は分かりにくい
アジリスキャンピングの指定空気圧をkg換算すると
前輪4.85kg後輪5.60kgになります
ちなみにアメリカやヨーロッパで使われているkpa、bar、PSIを日本で使われている単位(kgf/cm2)に換算するには
kPa(キロパスカル)は100(厳密には98)で割ります
bar(バール)とはイコールです
PSI(ピーエスアイ)は0.07を掛けます
いままで乗用車やバイクで使っていたエーモンのエアゲージは350kpa(=3.57kg)までしか計測できません
新しいエアゲージと充電式のエアコンプレッサーを購入しました
空気圧チェックの実際
まずは車内のTPMSを確認
小さい数字はタイヤの空気温度です。この日は7℃しかない寒い日でした。
ちなみにエアゲージの外側(kg)と内側(kpa)の目盛が微妙にずれています
これが100でなく98で割った正しい表示です
コンプレッサーの計測値は参考程度なので、エアゲージとの差を認識しておくといいかもしれません
ちなみに表示はkpa、bar、PSIにも切替できます
0.1kg空気圧をあげてみます
あとはレバーを引くと自動的に加圧して自動的に止まります
難点は0.1kg入れるのに45秒もかかること
浮き輪の空気を入れるのと違って高圧になるので結構な負荷がかかるのでしょう
ちなみに、浮き輪や自転車用のアダプターも付いていますが、こちらはもっと早く空気を送り込めるのではないかと思います
エアゲージは減圧機能が付きが便利
空気圧管理はタイヤの冷間時に計測するのが基本ですが、TPMSを付けてみると高速走行などではすぐに0.5kgくらいアップすることがわかります
普段はガソリンを入れたついでにスタンドのコンプレッサーで空気を入れるようにしていますがちょっと入れすぎていることもあります
スタンドのコンプレッサーの表示もエアゲージと比べると参考程度です
空気圧不足も問題ですが入れ過ぎもタイヤに負担がかかります
適正水準まで抜くのに今まではバルブを押して空気を少し抜いてはエアゲージで測ることを繰り返す必要がありました
購入したエアゲージには減圧機能が付いていてエアゲージを付けたまま調整できるので非常に楽なことに気付きました
ともあれ重量のあるキャンピングカーの空気圧管理は最低限のメンテなので日常点検で気を付けていきたいです