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キャンピングカー選びの基礎知識①~車両編

キャンピングカーの基礎知識

まだblogを始めたばかりですが、読んでいただいた方から専門用語がわからないとのご意見を頂きました。確かにこれから購入を検討される方にはもっと基礎的なお話も必要かと思い。基礎知識についての説明と私見についてお話しします。皆様のキャンピングカー選びの参考になれば幸いです。

 

キャンピングカーの種類

バンコン(バンコンバージョン)とは

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商用バンと呼ばれるワンボックスカーを改造したもので、トヨタのハイエースが圧倒的に多いです。日産のキャラバンも人気があります。軽自動車のバンをベースにした軽キャンパーと呼ばれるものもバンコンの一種です。

 

ハイエースの種類

ハイエースの大きさには複数のバリエーションがあります。

全長:ロング4.7m〜4.8m、スーパーロング5.4m

全幅:標準ボディ1.7m、ワイドボディ1.9m

全高:標準ルーフ1.9m、ミドルルーフ2.1m、ハイルーフ2.2m

この組み合わせとなりますが、基本は4種類になるそうです。

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標準ボディのことは別名ナロー(細い)ボディとも言います。一番大きいのはスーパーロングでこちらはワイドボディのハイルーフしか選択肢はありません。

バンコン最大手のトイファクトリーさんのラインナップはほとんどがスーパーロングになります。昔はランドティピーなどにもロングがあったようですが、今はトイズボックス470のみです。

 

キャブコン(キャブコンバージョン)とは

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簡単に言うとトラックの荷台部分に家を乗せたものです。皆さんがキャンピングカーをイメージするのはこのタイプだと思います。

こちらはトヨタのダイナトラックの荷台部分を取り払ったカムロード(CampingRoadの略らしいです)という車種が圧倒的に多いです。運転席の上にバンクベッドと呼ばれる就寝スペースがあり、車高も3m近くあるので中で立って生活できるのが特徴です。

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また、ハイエースのボディをカットしてキャブコンにした、いいとこどりのようなタイプもあります。制作に手がかかるので価格はお高めです。

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また、トヨタのライトエースやマツダのボンゴトラックをベースにしたライトキャブコンと呼ばれるものもあり。

内装はカムロードのキャブコンをそのまま縮小したような感じで、機能と車両の大きさと価格のバランスからファミリーユーザーに人気です。

ボンゴトラックは生産中止になりましたので、新車は現在の在庫限りとなります。 個人的には顔が猫バスっぽくて気に入っていたので残念です。

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その他のキャンピングカー

バスを改造したバスコンや、けん引するトレーラーハウスなどもあります。

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キャンピングカーのサイズ について

全長については5mという目安があり、バンコンもキャブコンも5m以上か5m未満に大きく分けられます。

これは国内の駐車場が5m×2mを基本に設置されていることがあり、意外に思うかもしれませんが5m未満のキャブコンだと市中のコインパーキングにもほとんど駐車可能です。また、フェリー料金など5mを境に料金が上がるものもあります。

 

バンコンは、ダイネット(リビング)とベッドを常設にしてマルチルームを設置するとなると、どうしてもスーパーロング5.4mとなり5mを越えるものが多いです。ロング4.7mでもポップアップルーフなどベッドを屋根にもってきて工夫をしている車種もあります。

 

キャブコンは運転席上部のバンクベッドがありスペースには余裕がありますので、売れ筋は5m未満のタイプになり、ビルダーさんは499cmとかギリギリのサイズで設計しています。但しダイネットとマルチルームと常設ダブルベッドとなると5mを超える上級車種が多いです。

 

余談になりますが、一部の車種でカムロードの顔を変えるフェイスパネルとエアロバンパーがオプションであります。男の子がいるご家族ではガンダムみたいと喜ばれるようですが、499cmの車種がこれを装着すると5mを越えてしまうので、車検証の全長は5mを越えてしまいフェリー料金等は高くなります。後から注文して車検の都度取り外せばセーフかもしれませんが・・・。

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また、高さについては立体駐車場は2.1m制限の場合が多く、ハイエースのハイルーフだと入れません。キャブコンは言わずもがなですし、3mの高さだと平置き駐車場でも入口の料金所のひさしにぶつかるので入れないケースもあるとか。

 

キャンピングカーのエンジンについて

キャンピングカーのエンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンに大別されます。以下一般的なメリットとデメリットです。

 

ガソリンエンジンのメリット

・車両価格が安い

・重量が軽い

・エンジン音が静か

 

ガソリンエンジンのデメリット

・トルク(力)が弱く回転を上げないとパワーが出ない

・燃料(ガソリン)の価格が高い(ガソリンにかかる税金が高いのです)

・燃費が(ディーゼルに比べて)悪い

 

ディーゼルエンジンのメリット

・トルクが大きいので上り坂に強い

・頑丈で耐久性に優れる

・燃費が良い

・燃料(軽油)の価格が安い

 

ディーゼルエンジンのデメリット

・車両価格が高い

・エンジン音が(若干)うるさい

・重量が重い

 

キャンピングカーの駆動方式について

2WDと4WDがあります。4WDは重量も重くなり、フルタイム(常時)4WDがほとんどなので、晴れた日は燃費も若干悪くなり無駄かもしれませんが、横風や雨の日の安定走行にはメリットがあると思います。

もちろん雪道の安心感は絶大ですが、登りについては2WDのハイエースやカムロードは後輪駆動であり、特にキャンピングカーは後輪の加重が大きいので冬の北海道でもない限り2WDでもグリップは十分だと個人的に思います。

過去、スキーに4WDのSUVで行っていたことがありますが、下りは4WDでもあまり差はなく車重が重いことがブレーキ性能の面でデメリットになります。

あとは個人個人の利用の仕方(砂浜に降りるとか、毎週スキーに行くとか)によりますが、お金をかけるならスタッドレスタイヤの性能を重視するほうが大切かと思います。

 

次回は内装編です

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